9-3: まねきダルマが目印-尊徳堂(函館:北海道)閉店!

所在地:函館市柏木町16-32

取材時期:2002年9月

ジャンル:オブジェ系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:これまた函館市内を市電に乗って湯ノ川方面に移動していた時のことである。ぼーっと外を眺めていると巨大なダルマを発見。次の停留所でそそくさと市電を降りると、早速取材を開始した。近づくとそれは質屋・古物商「尊徳堂」と書いてある。入り口にはチューブを重ねたオブジェライトや屋根には鉄腕アトム人形があり、不気味な雰囲気を醸し出している。

早速店内へ。内部は普通の古道具やといった感じで、外の異景からするとちょっとハズした感じ。奥でごろごろとテレビを見ていた親父が起き出し、「何か探しとるのかね?」と話しかけてきた。一応ペナントありますか?と聞いたが、そんなものあるはずもなかった。「うちは古物商だからね、あんまり新しい物は扱わないんだ」との事。その後、店のシンボルである二宮尊徳像やダルマの由来、アトムの作り方等、色々お話を聞かせていただいた。熱いぜ、オヤジ!

補)珍スポ番号9-3なので、取材極初期のレポートとなっています。このときはまさか函館に住むことになろうとは夢にも思っていなかったのですが・・・。ちょっと調べてみたら、なんと2024年5月13日に閉店となっていました。函館の老舗珍スポがまた一つ無くなりました。残念。当時の写真を探したのですが、出てきません。画素の低い写真ですみません。2002年当時はダルマは店の横に置かれていたんですね。それがいつの間にか屋根の上に・・・。閉店後ですが、まだ建物自体は残っていましたので写真撮ってきました(2024年6月)。内部は空でした。

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