56-9: 世界中に車好きは・・・ジェラルディン・ビンテージカー博物館、Geraldine, NZ

所在地:178 Talbot Street, Geraldine 7930, New Zealand
取材時期:2024年9月
ジャンル:展示系
珍スポ度:☆☆☆☆(☆五個が最高得点)
クライストチャーチからテカポ湖に向かってレンタル・ビッツを走らせているときであった。そろそろ昼飯時ということで、食事処を探しているときに偶然みつけたのが、この Geraldine Vintage Car & Machinery Club Museum なのです。突撃取材なので事前情報無し。でも入ってびっくりのコレクション。まずは一人15ドルを受付のおっちゃんに払い、まずは内部へ。おっちゃんがざっとどこにナニがあるのか説明してくれたが、それだけで敷地の広さが分かる。




まずはVintage Car ガレージからだ。ヴィンテージと名乗っているだけあって、1910年頃のモーリスやトライアンフ、ヒルマンなど多数。昔の作業場なども再現されており凝っている。ここだけでも見る価値あり。




さて次がトラクター集積所!メーカーはよく分からないが、何しろ旧車が山のように並べられている。しかも天井からは複葉機も吊るされており、二階には古道具展示施設もあるではないか。なぜかカメラやら空き缶やらもあり、ガラクタ展示と見えなくもないが、何しろスケールが違う。




さらに進むと、キャタピラ駆動の働く車たちの展示。お次はお役御免となった原動機も集めてしまっている。別棟は、やはりやってしまったモデルカー収集棟である。ここは車だけで無く汽車、飛行機・客船など乗り物系ならなんでもOKであるようだ。




だいぶ時代が下って、比較的最近のヴィンテージカーを展示する棟に入ってみた。まず驚くは白バイコレクション。ほとんどがホンダCBやCBXなのだが数が凄い。そのほか、ジャガー・シボレー・ベンツなどに加えて、さすが右ハンドルの国。MGコレクションが充実している。元MGオーナーのニカとしてはうれしい限り。MG1100、MG F1 Magna、Midgetなど多数あり。時間を忘れて楽しんでしまった。日本車はさすがに少なく、マツダ・ファミリアがあっただけだが、乗り物好きなら15ドルで十分楽しめる場所でした。