57-2: 台湾といえば・・最強珍スポ・国立故宮博物院、台北・台湾

所在地:No. 221, Sec 2, Zhi Shan Rd, Shilin District, Taipei City, 台湾 111

取材時期:2024年7月

ジャンル:お宝展示系

珍スポ度:☆☆☆☆☆(☆五個が最高得点)

あまりにベタすぎてニカ家のページにはどうかな?と想いつつ今回の台湾行きはこいつがメインだったのでレポートしてみます。まずはじめに、一通り見て回るのに二日かかりました。音声ガイドをつかってさらにじっくり楽しむ場合にはさらにもう一日準備したほうが良さそう。

ではまず初日から。MRTで士林駅下車。バスで故宮博物院行き(多数出ている)に乗る。10分程度で到着。入場券を購入(350台湾ドル)して館内へ。チケットブース横には荷物を入れる無料ロッカーがあり、その日のうちは何度でも出入りできるので、とりあえず身軽になって突撃するのをおすすめします。とは言うものの、館内はかなり冷房が効いているので長袖は必須です。注意しましょう。

さて赤絨毯が敷かれた階段をイソイソと登り、二階より観覧開始。まずは陶磁器コレクションからみて回る。青磁の美しさはやはり凄い。出光美術館でも同様の青磁を見たが、すべて国宝か重文であった。もちろん展示されているものも中華民国国宝指定のものがゴロゴロ。映像化されている鹿の壺「青花五彩百鹿尊」の本物も見逃せない。なぜかヨーロッパのアンティーク品などを展示する子供向けコーナーもあったりして気が抜けない。そうこうしているうちにお昼となり、カフェテリアでランチとなった。ここで試食したJinJinDingの竹炭金木犀パイナップルケーキがあまりにも旨かったので後日金華通りの店舗まで買いに行ったほど。

ランチ後、3階から攻めてみる。ここには台湾故宮のキモとも言える「翠玉白菜」と「肉形石」の展示があるが、「白菜」は南院に出張しているとのこと。まずは「肉」を堪能させていただくこととした。予想していたものよりだいぶ小さいが、それだけに緻密に加工されているのがよく分かる。焦げたベーコンブロックと言われればそのようにも見える。超有名展示のため、近寄れないほどの人がいるかと思ったらそれほどでもなくて拍子抜け。しっかり観察させていただいた。そのほか、有名な玉圭や細かな細工のある翡翠など、それはそれは貴重な品々が目白押し。また、青銅器の間にも愛嬌のある動物が乗った茶釜や鼎を多数発見。これですでに5時間以上館内をうろついており、さすがに疲れてきたため、一日目は終了。

二日目は前日に回れなかった一階部分と、絵画を中心にして、再度2階・3階で気になる部分を再訪してみた。彫象牙透花人物套球の職人技にぶっ飛び、キュートな「青花朶蓮梵文勺」の台座を横目に見ながら、むっちゃ派手な「紅地雲龍瓷罐」の壺に驚く。ランチはちょっと贅沢に「故宮晶華」で飲茶(といいながら台湾ビールも頂いた)。二日目もかなり疲弊してホテルに帰還。やはり「偉大な」スポットという意味をこめて「珍スポ」といわせてもらってもよいだろう。さらに南院にも突撃したので、またレポートさせていただく。

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