58-2: 行ってきました!キリスト祭・キリストの墓伝承館:新郷村(青森)

所在地:青森県三戸郡新郷村大字戸来字野月33-1

取材時期:2025年6月

ジャンル:おいのり系

珍スポ度: ☆☆☆☆☆(☆五個が最高得点)

取材番号3-5で2001年にキリストの里を訪れて以来、24年ぶりに再訪を果たしました、ここキリストの墓・伝承館。昨年が第60回という節目ではありましたが、昨年は海外にいて参加出来なかったので、今年は必ず参加するぞ!と気合いをいれて宿とレンタカーを申し込んでいたのだ!ところが、キリスト祭開催の約10日前に再度新郷村のウェブサイトを確認したところ、なんとJR八戸駅駅前からチャーターではあるが直行バスが出ているとのこと。当日はただでさえ狭い駐車場が満杯になり、臨時駐車場が少し離れたところに設けられるとの噂もあり、レンタカーをキャンセルしてバスツアーに鞍替えしたのであった。

さて当日朝、集合場所に行ってみると結構な数のツアーメンバーが・・。なんとも酔狂な人がいるものだ(おまえもだ!)、と思いながらバスに乗り込む。地元八通観光が主催するこのツアーは今回が初めてだとのこと。6月だというのに気温5度のキリスト慰霊祭会場には午前9時半に到着。我々ツアー客には祝詞をあげる祭壇を見下ろす高台に折りたたみ椅子が用意されていた。昨夜からの雨はかろうじてあがったが、森の中ということで多数のミニ毛虫君たちの降臨するなか、田中獅子舞のお囃子が森の奥から聞こえてくる。徐々に近づき祭壇の前で大合奏後、キリスト祭開会の言葉。大祭長を新郷村佐藤村長が務めていた。さすが新米村長だけあって、かなりあぶないスピーチではあったが、なんとか終了。その後、次々と村のお偉いさんたちが挨拶に・・・。その後神主さんの祝詞が始まる。うーん、キリストの木製十字架が屹立する土饅頭の前に紙垂(しで:神棚につけるギザの白い紙)で囲われた神棚に向かって「かしこみ~かしこみ~」ってかなりシュールだな・・・。やはり来て良かったぜ。

一通り祝詞や玉串奉納の儀式が終了すると、この祭のもっともアクティブな企画である「ナニャドヤラ奉納舞」の開始である。キリスト土饅頭と弟の耳土饅頭の周りに和服のお姉様たちが集合し、「ナニャドヤラ音頭」に合わせて奉納舞の開始である。まあ、ほとんど盆踊りのようであるが、音頭は録音ではなく、これもお姉様たちのライブ音声。残念ながら我々の客席からは奉納舞パフォーマンスはほぼ鑑賞不可能であった。次年度からはもう少し改善があるものと思われる。この奉納舞で儀式自体は終了。閉会の言葉で第61回キリスト祭は終了となった。が・・・、伝承館前広場では「考えるな!踊れ!」を合い言葉に、ナニャドヤラ体験会がおっぱじまったのである。誰でも参加無料の、まさに盆踊り状態。す・凄すぎる・・・。ツアー客はIDカードをぶら下げることになっているので、新聞・TV取材の格好の餌食となり、ニカ家もデーリー東北の取材を申し込まれたので快諾。どうやらインタビューが紙面に登場したようである。

さて、祭も終わり、駐車場でシン・キリストラーメン決定戦などに参加(アーメンもいいけど、ラーメンもね!などといいう気の利いたキャッチフレーズ発見!)しつつ、再度キリストの墓を訪れてみると、そこには前回取材したときと同様の静けさが戻っていた。みんな引けるの早すぎやしないかい?そんなこんなで、キリスト祭取材終了。毎年5月末~6月初旬の日曜に執り行われるようなので、皆さんも新郷村へGO。「キリストっぷ」というコンビニもどきもあるので、ステッカー購入を忘れずに!キリストップ・ペナントつくってくれないかな~。

・ほば?公式ページ

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