56-8: モザイクといっても・・・ザ・ジャイアンツ・ハウス、アカロア、NZ
The Giant’s House

所在地:68 Rue Balguerie, Akaroa, New Zealand
取材時期:2024年9月
ジャンル:アート系
珍スポ度:☆☆☆☆(☆五個が最高得点)
これまたニュージーランドの珍スポなので、番外編ですね。クライストチャーチから車で1時間。アカロアというフランス風港町に行ってみました。というのも、The Giant’s House なるものがあるという情報を入手したためです。ちなみに「読売巨人軍」とは全く関係ありません。
さて、問題のハウスとは、女流アーティストJosie Martinさんが様々なファンシー系人形やグッズをほぼ等身大にモザイクで作ってしまった場所なんですね。港を一望できる高台にそれはある。入場料が一人35ドルと半端なく高額であるが、入ってみれば納得だ。




まずはジャズ歌謡楽団がお出迎え。きれいに整えられた庭園にはモザイクピアノも設置されている。しかもペダルは人の足型で、椅子はワンコになっている。奥には二次元帆船や人型池もあり、パン屋のおじさんも待ち構えているぞ。真ん中のコテージはMartinさんの自宅のようであり、立ち入り禁止になっているがガラス越しに覗くことはできる。主のMartinさんは知り合いのお客さんを案内しているようだ。




さらに奥に進むと、ちょうどコテージの裏側がギャラリーになっており、壺やら絵画などの作品も展示されている。ここではモザイク人形たちをどのように創作していったかが追えるドキュメンタリービデオが流されているので、しっかりチェックしてくるとよい。通常、ここまで「やっちまった」感をだした珍スポは、ほとんどの場合男性による創作であるが、ここはMartin女史がほぼ独力で作り上げたのである。その意味でさらに「珍」であるのは間違いない。




裏庭にはスカートがテーブルとして使えるバレリーナもいるので気が抜けない。植木もきちんと刈られており、季節毎の花も植えられているようだ。ところどころ蜘蛛の巣があるのはご愛敬。じっくりみて回って小一時間程度。とても楽しい場所であった。
