58-3: 「ふなっし~!」はいないよ・・エースパックなしっこ会館・倉吉(鳥取)

梨のすべてが分かるとのふれ込みで宣伝しているここ「エースパックなしっこ会館」。昔は「鳥取二十世紀梨記念館」という名称であったが、最近のネーミングライツで大手プラスチックパッケージメーカーが命名権を取得したようだ。20年ほどまえに取材に来たときは休館日であったので、今回はきちんと調べて開館日に、「牛骨ラーメンはありません」で有名な香味徳由良さんでラーメンを食べたあと、突撃してみた。

外観が二十世紀梨を洗わしているのかもしれないドームの横に入り口がある。入ると巨大な吹き抜けのスペースがあり、公共の場としても使われているようだ。その一番奥に土産物コーナーがあり、そこに発券所がある。入館料は300円ととてもリーズナブル。しかも季節を問わず入館料のみで梨の食べ比べができるのだ!まず正面に現れるのは巨大な梨の木オブジェ。階段がついて登れるようになっており、二階のアトラクションへの入り口にもなっているのだ。

右手には問題の食べ比べコーナーがあり、さっそく味わってみよう、とそのまえにズラリとならんだ梨オブジェに注目。梨ってこんなに沢山の品種があったんだ!と驚くこと必至。幸水や豊水しか知らなかった・・・。ということで、食べ比べである。この日は「新雪」・「愛宕」・「王秋」の順に紙コップに積まれているので順に食べてみた。確かに味が違う(だいぶ時間が経過してから取材記を書いているので、どう違うのかまでは説明できません)。その後、カップ&ソーサーコーナーなどを通り抜け、シアターに入る。なぜ鳥取は倉吉で梨、しかも二十世紀梨なのか?のナゾが解けるので、このシアターは必見である。梨はニカ地元の千葉が名産なのは昔からだったようだ。その松戸のゴミ捨て場で偶然みつかったのが二十世紀梨だったとは全く知らなかった。みなさんも是非「なしっこ会館」で勉強しましょう。

さらに、電動人形シアターや二階に上がると「不思議ガーデン」などもあり、子供も楽しめるようになっている。民俗資料館的な展示室や、育ての親「北脇永治」氏のコーナーもあり、梨のすべてを知りたい人にはもってこいであろう。外にはもちろん梨の木も植えてあり、訪問時期はちょうど春だったので「梨の花」を観ることができた。そんなこんなで取材終了。なかなか楽しい場所でしたね。皆さんも梨を勉強しにどうぞ。

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