9-8:警備は完璧!黄金の眠る白亜の城:信州ゴールデンキャッスル

所在地:長野県東筑摩郡四賀村金山46

取材時期:2002年11月

ジャンル:展示系・アート系

珍スポ度:☆☆☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:養老乃瀧グループの創始者・木下とうきちろう(矢満田富勝)氏の元別荘兼倉庫であるお城を一般に公開した場所です。ゴールデンキャッスルの名に恥じない立派な建物と内部には全てに値札が付いた美術品が所狭しと展示されています。

普段は結婚式場として使われているようですが、予約を入れれば内部見学も出来ます。コーヒー・ケーキがついて一人1500円。高いようで実は高くないのです。その理由は、コレクションの中身。とてつもなくでかい屋久杉テーブル、ロシアの皇帝に送った象牙の鷲、沢山の壺、珍しい石、膨大な珊瑚コレクションなど美術館に見に行ったらそれだけでも入場料1000円は取られそうな収集品の数々。セキュリティの関係で撮影禁止でしたが、最後の黄金の間では、純金の杯に囲まれて記念撮影ができます(有料)。すごいですね。だれかここで披露宴やって、ニカ家を呼んでくださいな!

(補:2024年6月5日)

この春にセブ島での英語留学を行った際、the Temple of Leah という途轍もなく豪華な建築物を見学した。その荘厳さに感動した際にふとSGCを思い出した。世界の至る所に金持ちはいるものなんだなと。そこで2024年の今、20年以上前に取材した信州ゴールデンキャッスルはどうなっているのかを調査してみた。ネット情報によると、我々の取材直後より城内見学は4人以上の予約制に変わり、その後見学ツアーは終了。2017年くらいまでは結婚式場として使われていたようである。その後も式場として使われているかどうかは不明であるが、どうやら一般客を入れるのは止めたようだ。ということは、例の「黄金の間」の見学もできなくなったのだ。2002年に取材しておいてよかった・・・。今回のページ更新では、当時の写真もアップしてみますのでお楽しみあれ(個人情報の都合で顔は出せませんが・・)。

さて、SGCといえば現在は各地のデパートの催事場で頻繁に大黄金展を開き、これまた頻繁に各種黄金製品を盗まれていることでも有名である。このSGCの社名が「信州ゴールデンキャッスル」から取られていることはあまり知られていない。会社のホームページにも何の略語かの説明もないため、本当にそうなのかは確かめようもないが・・。

SGCの扱う黄金製品は昨今の金相場上昇でさらに狙われやすくなっているため、今後はさらに会場のセキュリティが厳しくなるのであろう。セキュリティといえばキャッスル自体の警備もかなり厳しいようなこともネット上に載せられている。当時内部を見学した際には大量のお宝が展示されていたが、今もだいぶ残っているはずなので警備は厳しくせざるを得ないのであろう。内部取材が叶うなら再訪してみたい珍スポの一つではある。

SGC公式ページ

・札幌大丸での大黄金展に出品された黄金の仮面ライダー

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