56-2: 願いは叶う!シマラ教会・フィリピン

所在地:XJH2+PG6, Sibonga, Cebu, フィリピン
取材時期:2024年5月
ジャンル:おいのり系
珍スポ度: ☆☆☆☆(☆五個が最高得点)
マリア像にお参りすると願いが叶う、としてフィリピンで人気沸騰の教会・シマラ教会(正式名称:The Monastery of the Holy Eucharist、通称the Simala Shrine or Simala Church 神社でも教会でもどっちでもよいみたい)を取材してみた。セブ市街から車で片道2-3時間南下したところにそれはある。我々はドライバー付きレンタカーを1日チャーターした。
当日は土曜日だったので、朝の渋滞は無く比較的順調に現地に到着、と言いたいところだが、ドライバーさんの超絶運転に翻弄されながらの到着となった。
さて、いざ取材開始、とその前にトイレ。教会内部にはトイレは存在しないため、入り口横の有料トイレで用を足し、ポリスのチェックをうけ敷地内へ。まずは教会全体を一望できる撮影スポットからスタート。たくさんの参拝客が記念撮影をしている。荘厳というより、やっちまった感が漂う外観がなんともうれしい。突き出す塔内部にサント・ニーニョ君もいたりして気が抜けない。




順路通り右手の回廊へ。そこにはすでにママ・マリア像への願掛け列の最後尾があるため列ぶ。待つこと約30分でやっと教会内部に到達。当日は台風1号の影響で曇りであったため灼熱直射日光が避けられたのはラッキーであった。日曜ならここまで1時間以上かかったとの噂も・・。教会内は土禁(ちなみに土足禁止のこと、すでに死語らしい・・・)なので靴を脱ぐ。さらに列ぶこと30分で、やっとママ・マリア像正面へ。皆さんはローマカトリック信者さんなので十字を切ってお祈りしますが、ニカはガラスケースにタッチしてしばし黙祷。写真撮影は禁止されてはいなかったが、なんとなく不謹慎な気がして遠慮。特に願掛けはしなかったが、後のローソクでは緑の「成功」ローソクを購入して奉納したのであった。




シマラ教会は1998年に建設が開始され、その後「涙を流すマリア像」に願いをかけると、実際にかなえられるという噂が噂を呼び、セブでは知らない人がいないくらい有名な教会となっているのだ。実際に教会ミュージアムには願いが叶った信者の方からの寄進物や手紙が山のように展示されている。なんとなく福井の三方石観音を彷彿とさせるのも珍スポとして重要な点であろう。年々徐々にその建設が進み現在でも建設途中でガウディのサグラダ・ファミリアみたい。何度行っても楽しめそうなのはボホーリウッドにも通じるものがあるようだ。さあ、皆さんもセブにいった際には是非願掛けにどうぞ。



