54-3: 合掌門はまだあるか? 正雲寺 

所在地:所在地:大分県由布市挾間町朴木1027    

取材時期:2018年3月

ジャンル:お祈り系珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)


大分前から取材したいと思いながら、惜しくも閉寺してしまった大分は由布市の善徳院。2007年からは別系統の正雲寺として運営されており、あの目玉の合掌ゲートが残されているということであり、学会で別府を訪れる機会があったため取材してみることにした。

別府よりレンタカーで山道に入ること約20分。やっと見つけました合掌ゲート。きちんと残されている。なんかこれだけをみると命乞いをしている捕虜みたいにも見えるが、やはりここはお寺なので南無南無と合掌しているのでしょう。さて、早速突撃取材である。そのゲートをくぐって本堂に向かおう。善徳院時代から残されている観音像たちは2018年現在も健在で、異様な雰囲気を醸し出すのに十分な役割を演じている。馬頭観音様?、請願大観音様その他にも、石像も盛りだくさんで、珍スポ度合いを高めている。その境内とはうってかわり本堂の中はモダンで明るい祈りの場となっている。まずはお賽銭を入れ、合掌ゲートのように(ではないが)手を合わせる。その後、最近ブームになっているらしい御朱印をお願いし、まず本堂を離れた。

次に向かうは敷地奥にある「由布美術館」。お寺に美術館があるとは思っていなかったので、とても楽しみ。お寺のお姉さんにひとり500円の入館料を手渡し、いざ入館。ここは畳敷き和室に洋画が飾ってある特殊な空間。中は撮影禁止だったので写真がなく、正確には覚えていないが刺々しいビュッフェがたくさんあったのは印象に残っている。時間が許せば畳に横になって美術鑑賞もできる特異な空間であるのは間違いない。先ほどお願いしてあった御朱印を受け取り、取材終了。久しぶりの珍寺に大満足にニカなのであった。

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