54-6: 沖縄最強ディープスポット 占いカフェ・LOFT

所在地:沖縄県中頭郡読谷村楚辺1313ー1   

取材時期:2019年2月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆☆☆(☆五個が最高得点)


沖縄最強珍スポという誉れ高い「占いカフェLOFT」。今回の沖縄取材のメイン・イベントとして訪問してみた。事前のネット調査では、かなり強烈なご主人(占い師)が毒を吐くという噂であったため、かなりビビりながらまずは事前調査として、明るいうちに場所確認。それは読谷村トリイステーションの目の前にある。沖縄取材計画では、宿泊は那覇としていたのだが那覇からトリイステーションまでは車でも2時間近くかかってしまうため、急遽読谷村のコンドミニアムに場所変更。ここなら車で10分でトリイステーションまでOKだ。

当日土曜日は夜7時開店のカフェ・ロフト。その開店直後に突撃だ!神谷モータースの二階なので、まずは階段を登る。と、早速フランケンシュタインやら怪獣やら多数の人形たちが店外でお出迎え。入店前からもの凄いテイストである。照明もおどろおどろしい。入口ドアより店内を覗くが、誰もいない。腰が引けるが沖縄まで来たのである、引き返す訳に行かないと、ドアを開ける。と、「あっ!いらっしゃい」と店の奥から店主の声が・・・。店内も物だらけでカオス状態であるが、そのカオスの奥からこざっぱりしたおじさんが現れた。ネット調査ではロン毛のとっても怪しげな親父が店主となっていたため、少し拍子抜け。「何しに来たの?ああ、占いね。それなら、そっちにレジがあるから500円入れてから奥に上がって」とのこと。

早速、500円をレジに投入し、その下の冷蔵庫から飲み物を一つ選んで奥の間にお邪魔する。「さっき夕食食べたばかりなので、これ飲んでもいいかい?」と、ウイスキーのボトルを指さす。「どうぞ、どうぞ」とニカ。「それじゃ、始めよう!生年月日と名前を教えて」ときたので、言われたとおり伝える。その後は、至極まともな占いが始まった。ぜんぜん毒気が無いではないか!と少しがっかりもしたが、いろいろと親父さんと話をしていると、これがなかなか楽しい。親父さんの人生論や、沖縄にやってきた経緯、占いを始めるきっかけなど多岐に渡る興味深いお話が目白押し。色々な話題でけっこう盛り上がりました。

占いや与太話も一段落したので、店内を探索させていただき、取材終了としようとしたところ、数名のお姉様達が入店。占い希望客ではなく、完全な知り合いモード。どういった関係までは不明であるが、カフェ・ロフトですっかり和んでいる雰囲気なので、親父さんとかなり近しい間柄であるのは間違いなさそう。店内を激写させていただいていると、親父さんから「トイレも見ていってね、うちの自慢だからね」と。やっぱり凄いことになっていました、ここで用を足すのは殆ど無理!と感じるスペース。もちろん、ニカも見学のみ。

名残惜しいですが、ここで取材終了。親父さんとお姉様達にお礼を述べ、カフェをあとにした。考えるに、今回は開店直後に突撃したので、親父さんがまだほぼしらふの状態でお話してもらえたため、毒気に当たらなくて済んだのではないか?きちんと占って欲しい人は早めの時間に行くのが正解であろう。毒が欲しい人は夜も更けた時間帯に酒瓶でもぶら下げて親父さんと飲み明かすのも一つの手かもしれない。何れにしても、沖縄最強の珍スポであることは間違いなさそうである。

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