54-7: 沖縄でも大人気 ダチョウランド

所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村字平敷309番地   

取材時期:2019年2月

ジャンル:なまのも系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)


ダチョウといえば茨城は石岡の「ダチョウ王国」ですね。随分前に取材しました。そこでニカ家の伝説フレーズとなった「楽しく遊んだ後はモリモリ食べちゃおう!」に出会い、人間とは何と残酷な生き物なのか!と恐ろしくなったのを思い出します。「命をいただく」、という点では、あの品川にある「お肉の情報館」もとても勉強になります。 さて、今回は沖縄出張の際に久しぶりの沖縄珍スポ取材も行ってみました。その第一段がこちらの「ダチョウランド」。沖縄の北部、今帰仁(なきじん、と読む)にそれはあるのだ!今帰仁といえば古宇利大橋が観光スポットとしては超有名ですが、そこはやはり珍スポ取材。沖縄最古のダチョウ飼育所を自認する「ダチョウランド」は村役場からほど近い場所にある。

まずは手作り感溢れるゲートをくぐり、大型観光バスが10台以上停められるであろう巨大駐車場の向こうに、これまたホームメイド・エントランスを発見!かなりヘタウマ系のイラストから、漫画家がきちんと描いたキャラ化されたダチョウたちがお出迎えしてくれる。さっそく「入園口」から内部へ潜入。くたびれた硝子ケースに夥しい数の貝?入園料500円と書いてあるが、誰もいない・・・。さらに進むと右手に作業小屋にオレンジ・ジャンパーを着たおじさんが。そう、この方がオーナーの松原さんだ。「見学させてください~」と500円硬貨を渡すと、「どうぞどうぞ、ゆっくりみていってね~、ダチョウに載るなら500円追加だよ~」。

さて、問題のダチョウである。右手奥の柵のなかに巨大な鳥が多数。いや~、懐かしいな~ダチョウだよ!ニカが寄って行くと奴らもこちらへ集合してくる。エサでももらえるとおもっているのだろうか?写真を撮るが空がバックなのでダチョウがシルエットで潰れてしまうため、必殺フラッシュ攻撃。柵は敷地の奥へと続き、終いにはダチョウロデオ開催所に辿り着き、ランドは終了となった。規模は明らかに石岡の「王国」に敵わないが、その素朴さはまさに沖縄感全開。大満足で作業場にもどると、なぜか山羊たちへエサをやる松原氏。話を聞いてみると、沖縄人はヤギが大好きで、ここで繁殖させて大きくなると良い値段で売れるとのこと。

その後、松原オーナーと世間話などをして取材終了となったのである。と、行きたいところだが併設されている「レストラン」にも突撃せねばなるまい。奥様が切り盛りする「レストラン」にはだれも客はおらず、ニカ一人のみ。やっぱどうせ食べるなら、ダチョウそばでしょう、ということで注文してみる。奥様が調理場で準備に取り掛かったそのとき、ふと小上がりをみると猫がストーブのまえで爆睡中。あとで名前を聞くと「ミーコ」だって。ちょっとファンキーだったりするな~。

で、問題のダチョウそば(800円)ができあがった。まずは上に載ったダチョウ肉から頂く。赤身なのだが実に蛋白でくせがない。これなら結構食べられるな、と思いつつ次は汁へ。こちらはオーソドックスな沖縄そばそのもので、麺も美味しくいただけました。この日は、なんと午前中にも一組、北海道から来た観光客がいたそうな・・。物好きはどこにでもいるもんだな~と感心し取材は終了となったのです。

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