54-8: ローカルのパワーを見よ! 宜野座村立博物館

所在地:沖縄県 国頭郡宜野座村字宜野座232   

取材時期:2019年2月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)


宜野座村立博物館が大変なことになっている、とのことなので、カフェ・ロフト取材の翌日に訪問してみることにした。午前中の開館直後に宜野座村役場や総合体育館などがある一画にある村立博物館に到着したのだが、なんと駐車場が一杯で近くのグラウンドにつくられた臨時駐車場に誘導された。あとで聞いてみると阪神と日ハムの練習試合あるとのこと。なるほど2月の沖縄らしいなあ~、村立博物館がそんなに人気あるわけないよな~。

ということで、まずは入館してみた。なんと入館料は無料である(入館料100円となっているが、この日は特別だったのだろうか?)。入館してまず目に飛び込んでくるのが民族衣装を纏った等身大マネキン達。凄い数である。宜野座村の各地域芸能を紹介する中央ブースにズラリと並んだ人形がやはりこの博物館のメイン展示なのは間違いない。やはり南国の雰囲気が漂い、バリっぽい衣装もみられる。ブースの一画に伝統芸能紹介ビデオコーナーがあったので、松田区の本部大主(むとぅぶうふぬし)を観てみた。なんとなくストーリーはわかるのだが、ウチナーグチが強すぎて細かい所は殆ど理解できない。あとで学芸員さんに確認してみると、村民でも完全には理解できないとのこと。分かっているのは踊っているひとたちだけの様だ。さて、その他には地域の郷土資料館的な役割が大きく、宜野座の歴史が学べる様になっている。やはりここは沖縄、戦争に翻弄された跡がはっきりと残っている。また、少し前までは、ここは日本ではなくアメリカの占領地だったのだね、とわかるのが、「53年7月30日から、車は左」の道路標識。うーん、勉強になるな~。なぜか地場産のジャムなども紹介されていたりするのでチェックしてみてはどうでしょうか。

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